環境に配慮した大会、「緑の五輪」を掲げている北京五輪の開催なのに、環境汚染の代表格とも言える藻が大量発生しているとあっては、中国当局の面目も丸つぶれです。
青島市当局によると、今や青島沿岸のセーリングコースの3割以上を黄緑色の藻が覆い尽くしているそうです。写真で見てもとんでもない状況で、こんな所で世界のスポーツの祭典「オリンピック」を本当に開催する気なのか、と中国当局と言うよりは、山東省や青島、それに中国全体の神経を疑ってしまいます。
今回、市当局が藻対策のため緊急支援チームを結成して約1万人の作業員が動員され、ブルドーザーでかき集めた藻をダンプカーで運び出すなどの作業を現在行っています。
現在の青島では、「藻の撤去作業」が最優先事項で、藻を積載したトラックの通行を妨げないように、市外に通じる2つの高速道路が通行止めになっているそうです。
いったいどのくらいの藻が発生しているのか、何で今頃まで手を打たずに放っておいたのか、本当に中国人の不思議なところです。
また、これだけ藻が発生するということは、それだけ環境破壊が進んでいるということなので、見かけ上の藻を除去しただけでは話にならないことに彼らが気づくのは、世界中からそういったブーイングを受けて初めて気づくのでしょうね。
そして、調べもせずに「既に環境チェックは行われ、その安全性は確認されている。」なんて訳のわからないコメントを出すのでしょう。
その代わり外国人には水を汲ませない(調べられないように)ようにして、だれか中間管理職の人間が、無理やり安全性を強調するために、水の1杯も飲まされるのではないでしょうか。
自分でも嫌になるくらい、彼らの考えていることと、今後の行動が見えてしまいます。
報道されている市当局の話をご紹介すると、「前週、藻類の大量発生が発覚してから、作業員1万人以上、作業ボート1200隻を動員した結果、これまでに17万トンの藻を除去した。15日には全ての藻が取り除かれる予定で、競技の開催日までには十分間に合う。」のだそうです。
オリンピックの会場がこんな状況になっているのに、なぜ先週になって初めて発覚したのか。1週間足らずで17万トンも除去したにも関わらず、まだ2週間もかかるほどの藻が、一夜にして発生したのでしょうか。
当然、水の安全性や周辺環境については、未だもってまともに調べていないのではないでしょうか。